「能登にボランティアに行きたいので
なんでもやるので行かしてもらえませんか?」
災害復興YORISOI支援チームの瀬川えいたさんに
校長はるちゃんが直接電話しました。
それっで叶った能登へのボランティア行き!
自分たちでフリマで貯めたお金を直接持って行って渡したい!
被災地の子どもたちや、大人たちを笑顔にしたい!
自分たちができることをしたいし、実際に現場に行くことでさらに自分たちに何ができるのか?
知るためにも行きたい!!
そんな思いを持った子どもたち。
実際に行くと決めたのは高学年の3人の子どもたちでした。
避難所に前伯させてもらい、水がない中での簡易トイレ。
寝袋でみんなで幸いにもキレイな部屋で寝れたこと。
これも経験です。
今回のボランティアは
和倉温泉のカラオケ合衆国WAKURAでやっている日曜復興マルシェのお手伝いでした。
夜着いたので現地の様子はあまりわからなかったのですが、
朝現地に向かうまでの間に今回の地震の酷さを目のあたりにすることになりました。
完全に倒壊しているたくさんの家。
地面はボコボコになっていました。
倒壊しかけの斜めになった旅館。
ひび割れている建物。
子どもたちから悲鳴が上がりました。
ニュースで見ていた絵と実際に自分たちの目で見る景色のなんと違うことか!?
あまりの光景に胸が締め付けられる思いを抱える子どもたち。
コンビニは開いていたので食料などは調達してボランティアの現場へ。
掃除から始まり、焼き芋の仕込み。
配布する物品を並べて
自分たちが持ってきた手作り醤油も並べました。
大量に届いていた日用品も並べて
それぞれが配置につきました。
現地の方々がぞろぞろ来られて笑顔で受け取ってくれます。
被災されたとは思えないほどみなさん笑顔で驚く子どもたちでした。
「長野から来たの?そう、ありがとうね」
と逆に暖かい気持ちをいただき胸がいっぱいになりました。
「和倉温泉は復興に何年かかるかわからないけど
絶対に復興するから必ず来てね」
そんな言葉を受け止めた子どもたち。
必ずまた来ます!
フリマで貯めた支援金。
そのお金を日曜復興マルシェの主催者文太さんに直接おわたししました。
本当にわずかなお金だけれど、たくさんの想いがこもったお金です。
子どもたちがフリマをやって貯めたお金です。
直接、手渡しすることができました。
実際に復興は全く進んでいなかった現実。
家がなくなり、家族や仲間を失い日常が壊されてしまって、
そんな中でも助け合いながら一生懸命に生きている事の素晴らしさや人とつながりながら
生きることの大切さを逆に教えられた子どもたち。
それを受け止めて、直接現地の声を聞いて
これから子どもたちは自分たちに何ができるのか?
考えて行動していくことでしょう。
Comments